【名馬列伝】最強!思い出の競走馬ランキング!ベスト10(個人的)

さぁ後半戦!5位から1位を一気に発表しますよ~!

第5位 ブエナビスタ

通算成績 23戦9勝

主な勝ち鞍 ヴィクトリアマイル 天皇賞(秋) ジャパンカップ

ふしぎ発見でお馴染みの草野仁さんが一口馬主として出資していた事で知られるブエナビスタ。2009年~2011年はこの馬が競馬界の中心にいたと言っても過言ではないでしょう。

国内で掲示板を外したのは引退レースの有馬記念だけという安定した強さで牡馬を抑えての毎回の一番人気。本命は買わない私でもブエナビスタは外せないなぁと馬券は必ずおさえていましたね。おかげで、2009年エリザベス女王杯、、クィーンスプマンテとテイエムプリキュアの二頭の大逃げによって大波乱が起きましたがブエナビスタ3着に抑えで買っておいしい思いをさせて頂きました。

最後の有馬記念でブエナビスタがオルフェーブルに負けて引退というのも、牝馬時代の終わりを告げるようでなんだか寂しかったのを覚えています。

第4位 サイレンススズカ

通算成績 16戦9勝

主な勝ち鞍 宝塚記念 金鯱賞 毎日王冠 他…

私が逃げ馬に魅せられたのはサイレンススズカに出会ったからに他なりません。

1998年の毎日王冠は今も伝説のレースとして語り継がれていますが、それもそのはず、グラスワンダーやエルコンドルパサーなど怪物級の対決とあってGⅡなのに東京競馬場には13万人ものファンが駆け付けました。そしてその怪物達を相手に影も踏ませぬ大逃げで圧勝したサイレンススズカ。このまま天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念とGⅠを総なめするんだろうと誰もが思った事でしょう。

しかし次走天皇賞(秋)、単勝は1.2倍の圧倒的人気。ライバル不在。サイレンススズカの負けは誰も予想出来なかったのではないでしょうか?いや、、、負けではないですね。GⅠレースの第三コーナーで10馬身の差を付けるなんてもはや勝ったも同然です。なんせスピードが落ちないんですから。でも競馬というのは最後まで何が起きるか分からないものですね。第三コーナー過ぎでの悪夢の故障発生、、言葉が出ないとはまさにこのこと。。。あれだけのスピードです、故障したら激しく転倒してしまうと思うんです普通なら、でもサイレンススズカはゆっくりと武豊騎手を安全な場所へ誘導したようにも見えました。

私が逃げ馬が好きなのはもしかしたらサイレンススズカの影を今でも追いかけてるのかもしれません。

第3位 ダイワスカーレット

通算成績 12戦8勝

主な勝ち鞍 桜花賞 秋華賞 有馬記念他…

デビューから引退までの12戦全て連対というJRA牝馬の最多記録を誇るダイワスカーレット。

同世代にウオッカというライバルがいなかったら伝説の馬となっていたかもしれないと感じるのは私だけでしょうか。場所、距離、枠順全て関係無し自由自在な走りで掲示板を外す姿が全く想像出来ませんでした。

最後のレースの有馬記念では、超一流の牡馬達がダイワスカーレットにペースを乱され惨敗するという、ダイワスカーレットの強さだけが光った名レースでした。本当はもっともっと評価されるべき馬であり、賞を総なめしてもいいと思いますが、生まれた年が悪かったのでしょう。まさに影に隠れた名牝と言えるかもしれません。

第2位 ディープインパクト

通算成績 14戦12勝

主な勝ち鞍 皐月賞 東京優駿 菊花賞 有馬記念 他…

競馬ファンじゃなくても知らない人はいないであろう、社会現象にもなった史上最強の競走馬と言われるディープインパクト。2004年から2006年の現役時代は他の馬が可哀そうでしかたがなかったです。

皇帝シンボリルドルフ以来の無敗の牡馬クラシック三冠馬。国内のレースは三歳時の有馬記念の2着を除き全て圧勝の1着。クラシック三冠の最終戦の菊花賞は単勝オッズが1.0倍。。。勝っても元金返し負けたらパー。。。そんな光景生まれて初めてみました。

主戦の武豊の「走っているというより飛んでいる」という言葉があまりにも印象に残っています。

馬券はというと穴党の私は流石にディープインパクト出走レースは買えませんでした。ディープを外せば全て万馬券のような夢のオッズでしたが、この馬が怪我以外で負ける事はないのは誰の目にも明らかでしたから。

現在は種牡馬となり、子供達がGⅠレースを勝利するなど種牡馬としてもディープインパクトの名を轟かせています。これからまだまだ記録を打ち立てるでしょうね。

第1位 ウオッカ

通算成績 26戦10勝

主な勝ち鞍 阪神JF 安田記念 天皇賞(秋)

個人的思い出の名馬ランキング1位は「ウオッカ」です!

3位にダイワスカーレットが来てるあたりウオッカだろうと感づいてる方も多かったでしょう。

歴代の名馬と並ぶGⅠ7勝。記録も凄いですが、それよりも記憶に残るレースを毎回見せてくれました。

牝馬64年ぶりの東京優駿の優勝。ダイワスカーレット、ディープスカイとの激戦を制した天皇賞(秋)。馬群の中に埋もれ誰もがウオッカ負けたと思った瞬間、隙間を縫って飛び出し快勝した安田記念。ウオッカのレースはどれも心にグッとくるものがありました。

私はウオッカが制した天皇賞(秋)を東京競馬場で観戦していました。レースが終わり、長い長い審議中、周りにいた観客が皆ウオッカの勝利を期待していました。でも私にはダイワスカーレットが優勢に見えた。ダイワスカーレットの方が強いと思っていた。そして掲示板に1着14番が表示された瞬間の大歓声。隣では「ウオッカおめでとう~!」と涙を流す女性。観客全てを味方にしているウオッカという馬の凄さを肌で感じました。

ウオッカの人気の秘密は完璧ではないところもあるんでしょう。圧倒的1番人気でも平気で大敗する。海外帰りで走んないだろうと思ったヴィクトリアマイルで7馬身差の圧勝をする。東京競馬場が大好きで東京競馬場では無類の強さを発揮するのに中山競馬場では走んない(笑)そういう気分屋なところに皆惹かれたのでしょうね。

もうウオッカの走りは見る事は出来ませんが、ウオッカ子供達がお母さんのような走りを見せてくれる事をウオッカの大ファンとして待ち望んでいます。

最後に

ちょっと思い出に偏った部分も大きいですが、10位にまとめるのは尋常じゃない苦労がありました。ナリタブライアンを外すんだ。。。テイエムオペラオーを入れないとかあり得ない。。。色んな声があるでしょう。でもまぁたまには昔のレースを見て思い出を振り返るのもいいものですね。レースの数だけ思い出はあるものです。次回は思い出のレース10選でも書いてみようかな。