何とも信じがたいニュースが飛び込んできたもんです。。。
何も分かってないとはこのことでしょうね。前から言ってるように、出玉を抑えるような規制は、しっかり自分をコントロール出来るユーザーが減るだけで、ギャンブル依存症患者には有効な対策では無い事は、分かりそうなものなのに・・・
出玉の上限は5万円以下に・・・
2017年7月に発表された風俗営業法施行規則の改正案では、一般的な遊戯時間(4時間)で獲得出来る出玉が5万円を下回る新基準を発表しました。
ようは、客はどんなに大当たりが続こうと4時間で5万円以下の出玉しか得られないという事。
それに伴い大当たり出玉も2400発→1500発になるなど、パチンコだけではなく、パチスロもさらなる規制強化が行われるようですが、実際どうなんでしょう。
のめり込み対策・射幸心の抑制とはいうものの・・・
パチスロ4号機時代から、五号機になった時に多くのスロッターは引退をしました。
何故なら、食えなくなったから。
でも、パチンコ・パチスロ依存症の方々はそんな冬の時代もホールに通っていました。
何故なら、脳が大当たりの快感を求めているから。
出玉をいくら抑制しても、解決にならない事は分かっているはず。
もっと音(ボリューム)とか演出(煽り)の方が問題だと個人的には思うんですけどね。この辺は以前に記事にしたので、よかったらご覧ください。
投資の規制はないの???
そもそも、出玉の規制や換金率の規制などは頻繁に行われていますが、投資に対する規制は何故ないのでしょう?
どうせなら出ないようにするのではなく、使わせないようにする規制の方が依存症患者にとってはいいと思うんですが。。。
今回発表された規制案では、5万円負けたらほぼ回収は不可能になるレベルの規制です。
使える金額に規制が無い現在では、当たるまでお金を湯水のごとく使う人をホールに行く度に見かけます。もう損得勘定や、理論値など皆無です。
「当てたい」「連ちゃんさせたい」
そんなギャンブル依存症の方に出玉規制しても無意味です。
むしろ使える金額を規制すべきです。(そうなるとホールの経営は出来なくなるでしょうが。。)
昔、パッキー(現金を入れるのではなく、カードを買って遊戯していた)だった頃は5000円のカード買うのも勇気がいったもんです(私は3000円のカードを買っていました)、今は一万円をスルスル入れられますからね(笑)
こうゆうところも、依存症患者を増やしている要因だと思います。
最後に
今回発表された規制案は、正直驚きました。
楽しくパチンコ・パチスロと向き合ってるユーザーはさらに減ってしまうだろうな。と感じざるをえません。
規制の度に、そしてホールの設備が充実する度に、お金を使いやすくなってるような気がしてならないのです。
今回の規制は2018年2月の施行を予定しているようですが、そうなるとパチンコ・パチスロの遊戯人口は現在の半分くらいになりそうな気がします。
そして残るのはギャンブル依存症の方。。。
そんな誰しもが予測出来るような規制が、そのまま施行されない事を祈るばかりです。