遊戯人口は減少!でもパチンコ依存症は減らない?その秘密はβエンドルフィンにある!

現在のパチンコ・パチスロの遊戯人口は全盛期の3分の1。1000万人を割っているといいます。

遊戯者には厳しい規制規制の嵐で、やめていった方も多いのでしょう。

しかし、おかしな事に、、パチンコ・パチスロ依存性の疑いがある人はそこまで減っていないというのです。

射幸心を問題にし、のめり込み対策で行われている数々の規制。

遊戯人口の減少で、規制が成功したかのようにも見えますが、実際は依存症患者がよりのめり込むような規制になっているようにも思えるのです。

勝負するには厳しく、辞めてく人が多い現在のパチンコ・パチスロにおいて、何故、パチンコ・パチスロ依存症患者は減らないのでしょうか?

答えは一つ。原因は出玉や換金率とは関係の無いところに原因があるという事です。

鍵はβエンドルフィンにある

パチンコ・パチスロ依存症の怖いのは自覚してない人が多いという事。

アルコール依存症であれば、アルコールを欲してる訳ですし、タバコであればニコチンを欲してる訳で、自分でも分かるんですよね。

しかし、パチンコ・パチスロ依存症の場合、自分がパチンコ依存症って事に気が付かない事が多いようです。

何故なら、全ては脳の中で起きている事だから。

パチンコ・パチスロを遊戯している時、脳の中では様々な変化がおきているのです。

例えば、熱いリーチがかかった時には脳の中では「ドーパミン」が過剰な活動をしており、かなりの興奮状態に陥っているといったデータも出ています。

そして、もっとも重要なのは、好きな事すると分泌される「βエンドルフィン」

このβエンドルフィンは、分泌されると「心を落ち着かせる」「身体がリラックスする」といった効果をもたらします。

βエンドルフィンが分泌される瞬間とは?

βエンドルフィンが分泌される瞬間は、まさに大当たりした時!!!

大当たりやビッグボーナス、ART突入など、ほっとするのはβエンドルフィンの効果によってリラックスしているからなのです。

大当たりしたらすぐ煙草に火を付ける人などいますよね、まさに興奮状態からリラックスした状態になっているといえるかもしれませんね。

問題なのはβエンドルフィンが無くなった時。。。

βエンドルフィンが無くなっていくと、身体はβエンドルフィンを欲してきます。そしてイライラするなど、心身共にストレスを抱えます。

また打ちたい。いや、、、また大当たりさせたいとホールに足を運ぶ脳が出来上がってしまうのです。

遊戯人口が減っているのは「勝ちたい」「稼ぎたい」と考える人がどんどんパチンコ・パチスロから離れていってるだけに過ぎません。

大当たりをさせてβエンドルフィンを欲してる人は、台がどんな仕様になってもホールに足を運ぶのですから。

最後に。。。現在のメーカーの方向性について

ここまでの話を踏まえて考えると不思議な事に気が付きます。

それは、異常な煽り演出を盛り込む各メーカーの最近の台作りの傾向。

台のレビューや、ネットの掲示板でも、最近の台は全て低評価です。

それは新基準機になって出玉率が低下した事ももちろん理由にありますが決してそれだけではありませんよね。

ウザいくらい激しい音と光で煽る、散々引っ張っておいてのガセ演出、無駄なチャンスゾーンなど、打ち手を馬鹿にしているかのような台作り。

その辺りは以前に記事にしたので、ご覧になって頂きたいのですが、こんなにも不評なのに、どのメーカーも煽る事を辞めない理由はただ一つ。

遊戯人口は低下しても依存症患者を作ればいいという発想なのではないでしょうか!??

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激しい音とガセ演出で、遊戯者はドーパミンの過剰分泌により、止めるに止めれない興奮状態に。。

そして煽って煽って大当たり時の効果を最大限まで高めるのです。

これだけ、クソ台、クソ台言われ続けても、過剰な煽り演出、当たらない予告、リーチの異常な出現率を変えないのは何か理由があると考えるのは当然です。

 

遊戯人口が低下するのは、今の出玉規制では当然です。

今の新基準機では勝負出来ないな。。と考え距離を取れる人は依存症ではないでしょう。

しかし、今でも負けても負けてもホールに通ってしまう。。そんな方は依存症を疑うべきです。

そして、ここまで読んで頂いた方なら、パチンコ・パチスロ依存症は自分の気持ち次第でどうにかなる問題では無い事は分かったはずです。

今すぐにでも、治療に取り掛かる事をおすすめします。パチンコ・パチスロで負けて失うのはお金だけではないのですから。

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