パチンコやパチスロで借金を抱えて、人生お先真っ暗なんてなんて話を聞く事があります。
ギャンブルで借金をしてしまう人が抱える問題で一番大きいのが「金銭感覚」の崩壊なんです。
現実生活で二万、三万使うのは大きな買い物しないと中々難しいですよね。
夕飯に飲食店に入って、3万使うなんて考えられないと思います。
普段は質素に生活してるのに、パチンコとなると金銭感覚がおかしくなってしまう人っているんですよ。
パチンコやスロットでは2万、3万が小銭に見えてしまう。これは多くの人が抱える問題でもあるかもしれません。
ギャンブル依存症
競馬でもそうなんですが、勝つ為にしっかり向き合ってる人はギャンブルで借金はしません。
何故なら、目的が勝つ事(稼ぐ事)だから。
借金してまで、パチンコを打つ人って稼ぐ事よりも当てたいという事が一番になっている人ではないでしょうか?
打ちたい台を打ち、勝つという事より、大当たりの時の興奮を求めている。
これはまさにギャンブル依存症ですね。
ギャンブル依存症については以前も書いてますので、そちらもご覧下さい。これはある意味病気なので、しっかり向き合う必要がありますので。
パチンコで勝つ人は一握り
パチンコやパチスロで勝つ人は一握りと良く言いますが、正確には、安定して毎月勝ち続ける人の事を言います。
「今日は勝った」「今週は勝った」なんてのは論外で、もっと長い目で見た収支が安定してプラスかどうかが重要なのです。
胴元が絶対勝つようになっているパチンコ・パチスロにおいて長期的にプラス収支を出す事がいかに困難な事か。「この台打ちたいなぁ〜。」「早く打ちたいし家から一番近いホールでいいか〜。」正直、こんな感じでパチンコ・パチスロと向き合ってる方で勝ってる人を見た事がありませんから。
借金をしてまで打ってしまったら
パチンコ・パチスロで借金をしてしまったら、どうやめるかを真剣に考えるべきだと思います。
パチンコ・パチスロで勝つ事(稼ぐ事)がどれだけ大変な事かを理解出来ないのに、パチンコで勝つ事は不可能でしょう。
パチンコ・パチスロライターや、YouTubeなどで動画投稿をしてる方を見ると、パチンコ・パチスロは楽しいし稼げるなんてイメージを持ってしまうのも分かります。
でも、あれだけ恵まれた条件で打てているのに実践の収支だけで生活出来るライターはほとんどいないのではないでしょうか?
結局は実践以外の収入が大半を占める訳ですから、実践の収支なんてそこまで重要ではないですよね。勝っても負けても絵になればいいのですから。
パチンコ・パチスロの収支だけで生活をするなんてどれだけ厳しい事かは想像が付きます。
ましてや、休みの日に行ってピンポイントで勝ち続けるなんて奇跡です。
借金をしてまで打つのは勝ちたいというよりも、今までの負けを取り戻したいというよりも、大当たりの興奮を味わいたいだけ。
借金をするまで負けてる訳ですから、パチンコ・パチスロで稼ぐ事は不可能という事は分かっているはずなんです。
でもホールに足を運んでしまう。
これは、もはや勝つ為ではなくなってしまってるんです。
人間の脳は大当たりの時の興奮・快感を覚えてしまっています。ですから、その興奮・快感をまた味わいたいという脳の指令によりホールに足を運んでしまってるのです。
タバコを吸う方なら分かると思いますが、食欲や性欲、睡眠欲など、欲を満たすとタバコを吸いたくなりませんか?
パチンコ・パチスロで大当たりをするとタバコに火を付ける人って多いですよね。それは欲を満たしたからなんです。
熱い演出が出るとタバコに火を付ける。それも、熱い演出が見たいという欲求が満たされたから。
結局はギャンブルで勝てない、借金をしてしまう人は当たった時の興奮を求めてるだけなんです。
借金までして打ってはいけません。もうホールに行くのをやめましょう。
数ヶ月我慢出来れば、いつの間にか打ちたい気持ちも収まってくるはずです。
それでも我慢できなければ、本格的に治療して治すべきです。これは病気ですから。
最後に
最近の台は、過剰なまでの演出の煽り、耳が痛い程の爆音、目がくらむようなフラッシュ。
台の規制は年々厳しくなっているのに、台の騒がしさは増しています。
なぜか?
私はパチンコ・パチスロ依存症を増やしていこうという業界の流れのように感じています。
遊戯人口は年々減っていますし、この先、遊戯人口が増えて行く事はもうないでしょう。
遊戯者には厳しい規制の嵐。でも脳を破壊されるほどの激しい演出には規制は入りません。
遊戯人口の減少はクローズアップされていますが、、そんな事より私は、遊戯人口が減っているのにパチンコ・パチスロ依存症の患者が減っていない事実をもっと真剣に考えなければならないと思うんです。