最近競馬のオッズが何かおかしくないですか???
このくらい荒れればこのくらいの配当で、と大体予想がつくじゃないですか?でも最近は思った配当の半分にも満たない事が多くなってきました。
本命党は損をする。これはずっと言ってきてる事ですが、皆がそれに気づき始めてるのか?なんて思ったりもしましたが、どうやら違うようですね。。。
競馬ファンは年々減少
これはJRA(中央競馬)の売り上げを見ても明らかで、平成9年の売り上げ高4兆円を境に年々減少していき今では半分以下に落ち込んでいます。
一年の最後を締めくくる中山競馬場での「有馬記念」の入場者数も『オグリキャップ』が勝った1990年の約18万人がピークで、いまでは10万人を割る勢いだそうです。
何故なのでしょう??
名馬が生まれていないから?確かに競馬ファンがワクワクするような名馬は生まれてないかもしれませんね。『オグリキャップ』『トウカイテイオー』『ウオッカ』『ディープインパクト』近年では『オルフェーブル』という感じでしょうか?
ただ、最強の名馬『ディープインパクト』のラストランの有馬記念でさえ売り上げも入場者数も最低だったんですよね。無敗の名馬が出てくると競馬人気は上がるのか?といったらそうでもなさそうです。
答えは年齢層にある
競馬をやってる方の平均年齢を見ると明らかに異変が見てとれます。
オグリキャップが有馬記念を勝った1990年の競馬ファンの平均年齢は約43歳。しかし今はというと競馬ファンの平均年齢が約55歳になっています。
これが何を意味しているか?
それはハッキリしていますね。若者を競馬ファンに取り込めてないのです。
若者は競馬に興味がない?
競馬に興味がないのではなくて、ギャンブルに興味がないのでしょう。
JRA中央競馬でこの数字ですからね。地方競馬はもっと悲惨な事になっています。もちろん競馬だけではありません。パチンコもパチスロも全て業界全体が落ち込んでいます。
車もいらない。結婚もお金がかかるだけでメリットがないからしない。確かに今の給料の安さ。。自分だけで精一杯なのは分かります。
バブル時代を生きた人達が若者にお金を使わそうとしても無理ですよね。一番厳しい時代を生きているのは今の若者。いい時代を生きて、収入もあって老後の貯蓄も出来ている世代が何をしても無駄だと思うのです。
ただでさえ今の若者は年金を収めてもどうせ貰えないと言われているのです。バブル時代にいい思いをして年金まで貰えてる世代と一緒にしてはいけませんよね。
競馬ファンが減ったのは若者の収入が減っているから
ギャンブルにお金を使う余裕がないだけ。ただそれだけです。
今の競馬ファンの平均年齢55歳。そりゃそうでしょう。その世代が一番余裕があるのですから。
若い頃はバブルでいい思いをして、今はそれなりのポストに着いて、自分らはいい給料を取り若者は安い給料で酷使する。
若い世代にいかにお金を回すか?正直それだけだと思います。少子化もそうですしね。子供が負担になるって考えになってしまうのは寂しいとは思わないのでしょうかね?お国のお偉いさん達は。
希望
20代、30代を国は大事にしないと日本はもたないと思います。今の20代、30代はいい時代を知らないのですから。贅沢も知らない、無駄遣いをしない生き方が染みついている。定年前の人が何であんなに給料持ってくのでしょうかね?よほど自分らだけが可愛いんでしょうね。
競馬、競艇、パチンコ、パチスロ、やってるの高齢者ばっかりじゃないですか。いかにそこにお金が眠ってるかという事ですよ。
若い世代が無駄遣い出来るようにならないとこの国は良くならないでしょうね。