パチンコの人気タイトルは数多く存在しますが、毎年のように新台が作られ発売されるタイトルは意外と少ないです。毎年出るという事はそれだけ人気がある証明でもありますが、実際のところ客付きがいいとは言えないタイトルもあるのが現実です。
長年続く人気タイトルと聞いてまず思い浮かぶのは「海物語」シリーズですよね。私がパチンコを打ち始めた時には、ギンギラパラダイスから海物語に変わったくらいだったので、そう考えると海物語との付き合いも18年近くになりますね。凄い事です。
海物語が何故今も人気シリーズとしてパチンコ業界に君臨しているのかはこちらの記事をご覧下さい。
ぱちんこ エヴァンゲリオンそしてルパン三世
パチンコエヴァ、そしてルパン。長きに渡りパチンコ業界を盛り上げてきた人気シリーズですが、最近は新しい台が出ればホールはもちろん導入はするのですが、全く客付きが悪く、レビューでも不評の嵐とかつての人気はどこへやらといった状況になってます。
海物語とエヴァ、ルパン何故こんなにも人気に差が出てしまったのでしょうか?
演出の進化と共に犠牲にしたバランス
現在のエヴァやルパンの台を打ってみると、かつての面白さは影を潜めてしまったと感じる人が多いと思います。私は好きなパチンコの中にパチンコ エヴァンゲリオン セカンドインパクトがありますが、その台と比べると全く別物。演出が豊富になり役物や音など面白さを詰め込んだ筈なのに何故つまらないと感じてしまうのか?
結局の話。パチンコはどの台も出れば面白いんです。でも確率ですからハマる事ももちろんある訳で、ハマっている時にどれだけ楽しませられるかというのもパチンコには重要な要素となります。
海物語を打った事がある方は分かると思いますが、ノーマルリーチでも当たる事がある、泡予告でも当たる事がある、魚群予告は激熱と打っていてたとえ魚群予告が出なくても当たる期待のあるリーチが出てる事により、気が付けば300回転ハマってたなんて事もあると思います。それは演出のバランスが優れているという事。
しかし、現在のエヴァやルパンは演出を詰め込み過ぎたばかりに、ほとんどの予告・リーチが期待度ほぼ0となりただの無駄な演出を見てるだけの状態となり、300回転回す事すら苦痛になってしまうのです。
たまに出る激熱予告も、そこからどれだけ激熱ポイントを積み重ねれられるか鍵で、激熱予告が重ならなければ、そのまま何て事のないスーパーリーチに発展。ハズレ。そしてまた期待度0%のリーチを見る繰り返し。同じ300回転ハマるのでも、海物語とは全然違うのです。
メーカーも対策してはいるが・・・
今のエヴァやルパンではモード選択が備わっていて、演出を控えめにしたり打ち手が選択出来るようになっていますが、問題はそこではないのです。これはメーカーはまるで打ち手の事を分かっていない証拠。
どのモードにしても、結局のところ激熱予告から激熱チャンスアップそして激熱リーチへそして激熱カットインとそこまでいかないと当たらないのですから。そうではなくて、エヴァで言うと、レイのスーパーリーチで当たればいいんです。シンクロリーチで当たればいいんです。ルパンで言うと、次元のスーパーリーチで当たればいいんです。
予告に関係なく、当たるバランスが一番大事だという事。何故、海物語が今も変わらず人気なのか。何故、エヴァシリーズ、ルパンシリーズの人気が無くなってしまったのか。ただ演出のバランスが悪いその一点なのにそこが改善されないのが残念でならないのです。
最後に
私は、エヴァシリーズ、ルパンシリーズをずっと打ってきてるので今回毒を吐きましたが、これも好きだからなのです。これからも続いて欲しいですからね。エヴァとルパンの島だけガラガラな状況見たら、ずっとシリーズを見てきたファンからすると悲しくなるってもんです。
毎年のように新しい要素を詰め込んで発表して、毎回バランスが悪いって過去のシリーズが評価されてる現実をメーカーも考えてもらいたいですよね。