【ライター取材イベントも終了か?】結局はホールとライターだけが儲かる仕組みだった!?

年々規制強化により規模が縮小しているパチスロ・パチンコ業界ですが、その都度法の抜け穴を付くアイデアを出しては何とか生き延びてきました。

出玉規制にイベント規制、、ひと昔前はオープン前には長蛇の列を作っていたホールも今や閑古鳥。。。確かに、今の新基準機はひどい。お金の吸い込みは変わらないのに出玉は全く出ないといった無理ゲーな台が続出し、もはやプレミアフラグ(フリーズ)を引いてからが勝負のような有様・・・

一気にこの業界も終焉へと向かいそうな状況ではありますが、ここで飛び出してきたのが「ライター取材イベント」です。

ライター取材イベント

ライター実践イベント、取材イベント、芸能人来店イベントなどは昔から存在しますが、今の来店イベントは昔と意味合いが違いますよね。

というのも昔は有名人が来店するから会いに行こう的な流れだったのに対し、現在は来店実践の日は設定が入る日という認識の方が高いのではないでしょうか?

でもそれは当然な話で、現在のライターはホールで打つだけではなく、その実践模様を「YouTube」「ニコニコ動画」「ツイキャス」などSNSを通じて世界に配信しています。

そして再生数が上がれば、広告収入も得られるし知名度も上がる、そうなれば来店時に集客出来るライターとなりギャラも増える訳です。方やホールはその時に出る店をアピール出来ればその後の集客(動画配信後)にも活きますからwin‐winな関係とも言えるでしょうね。

ホールの唯一の希望も規制へ

ここまで来店イベントの存在が大きくなってしまうと規制の手が及ぶのは普通分かりそうなものですが、そこにお金が眠ってると分かると群がるのは日本人の習性なのか、昔からのパチンコ・パチスロライターに加え最近では一般人まで実践動画を上げる程まで巨大なビジネスとなりました。

結果、私の予想通り規制への道を進む事になってしまいましたけどね。

ただこれもこの業界ならではですが、全国で規制が統一されていないのも救いなのかもしれません。来店イベント自体が禁止の県もありますが、中には来店はいいけど告知、宣伝は禁止といったいくらか緩い規制に留まっている県もありますしね。

まぁあれだけYouTubeで出てる動画がわんさかあると射幸心を煽るどころの騒ぎじゃないですからね。ライターもホールの宣伝、出玉状況などをしっかり話してますから、ホールも出さない訳にはいかないですもんね。流石にちょっとやりすぎの流れだったかな?とは個人的には思います。

困るのはホールではなくライター?

一般客には関係ない話ですが、ホールとライターはこの来店イベント・動画配信ビジネスで相当いい思いをしてきたでしょう。

取材でお金がもらえて、取材日は勝てる可能性が高くて、出てる動画で再生数付いて、もしかしたらパチンコ・パチスロライターにとってはバブル真っ只中だったのかもしれません。

だから、今回の規制に異議を唱えるライターも出てきたりするのも頷けますよね。

この規制は一般客には問題なし!?

今回のライター来店イベント規制は、正直個人的にはどうでもいい話です。。

ライターイベントを狙った立ち回りをしている方にはちょっと残念かもしれませんが、イベントに参加しない人には無い方がいいですから。

何故なら!配信動画を見て、この店出てるなぁ~って行ったってガッツリ回収ですから。

考えても見て下さい、何の為に、ホールは高い金を払ってライターを呼ぶのか?何故当日出玉還元するのか?

本来ならそれだけ集客すれば回収したいところのはず、、でも還元する。それは動画配信後の回収を見越しているにほかなりません。

「パチスロ・パチンコで勝つ人は一握り。」「ギャンブルは胴元が勝つようになっている。」こんな話を聞いた事があるでしょう。この来店イベントバブルは、一般客には本当は嬉しくないはずなんです。でも人気ライターともなれば少なからずファンもいますから、中々真実に辿りつきづらい。

でも私からすると胴元側にライターも乗っかってるようにしか見えないんですよ。

だから今回の規制は正直嬉しいというのが本音。(パチンコ・パチスロライターさんは大好きなんですけど紙面やDVDで活躍して欲しいかな)