パチスロとぱちんこの規制は『表と裏』オセロのようなもの

カジノ法案が可決に向けて動き出している中で、パチンコ・パチスロ業界は、まるで縮小を迫るような規制のラッシュを受けています。

まるで、カジノが合法化になればパチンコ・パチスロ業界はいらないであろうと言わんばかりの露骨な規制に、メーカーもホールもユーザーも納得してる人はいないでしょう。

以前、スロット5.9号機時代について書いたのですが、個人的には前向きな気持ちで書きました。

しかし、カジノ法案が可決に向けて動き出したとなると、ちょっと話は違ってくるんですよね。

ぱちんこ・パチスロメーカーの相次ぐ倒産、撤退そして5.9号機へ

2016.09.02

パチンコとパチスロの規制は交互!

私のイメージでは、パチスロとぱちんこは交互に規制を受けてたような気がするんです。今まで。

ぱちんこが規制を受ければ、パチスロが勢い付くようなイメージですね。パチスロ4号機の大量獲得機の頃には、ぱちんこからパチスロへメイン稼働は移っていましたし、五号機時代に突入した時にはパチンコがメインとなってました。
ですので、私の中では「ぱちんこ」も「パチスロ」もどちらも日の目があたるように、交互に規制してるのかななんて勝手に解釈してたりしてたのですが、どうやらそうでもなさそうですよね。

パチスロ5.9号機の規制内容が明らかになった時、これでスロットも終わりか。なんて声もありましたよね。しかし去年のパチンコの規制もこれまた厳しいものでした。パチンコの規制内容で最も衝撃だったのが。

  1. MAXタイプの禁止(大当たり確率は1/320が上限)
  2. 確変率最大で65%

この2つではないでしょうか?私はこの発表が出た時にパチンコに規制が掛かったか。スロットは勢いが戻りつつあるし、しょうがないのかな?なんて思ってましたが、パチスロ5.9号機の内容が明らかになった時、驚きを隠せませんでした。これも時代かと。でもパチスロのノーマルタイプが勢いが出て、設定狙いの楽しさをまた味わえるのであれば、それもまたいいか~なんて考えていましたが、連日のカジノ法案絡みのニュースで規制はこれが関係してるのでは?なんて考えてしまうようになったのです。

カジノ法案とぱちんこ

パチンコ・パチスロが規制規制と騒がれるのには、公営ギャンブルではないという事もありますよね。競馬や競輪、宝くじのような公営ギャンブルとは違い、何かとイメージの悪いパチンコ・パチスロ業界。
たしかに、依存症など話題になる事も多いですが、それをいったらカジノはどうなの?って思うじゃないですか。

ぱちんこ・パチスロ依存症

2016.09.03

私はカジノには別に反対もしてません。そこまでカジノに魅力もないですし、カジノはカジノのユーザーがいるんだろうと思っているので。
ただカジノが合法になり、国をあげてカジノを運営していくとなると、ぱちんこ業界はさらに厳しくなるんではないかと不安になるのです。東京オリンピックに向けて、来日する外国人も増加していく事が予想されていますが、カジノ法案はもちろんそこに向けて動いている訳ですよね。でもパチンコとパチスロは関係ないと思うんですけどね。
パチンコの規制、パチスロの規制そして可決に向けて一気に動き出したカジノ法案。この一連の動きが今後のパチンコ・パチスロ業界と関係ない事をただ祈るのみです。。。